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植田春汀書作展 鑑賞23「粘葉本和漢朗詠集」臨書 2008年制作

  • harunokasoilibrary
  • 7月12日
  • 読了時間: 1分
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 伝藤原行成の粘葉本(でっちょうぼん)和漢朗詠集の仮名の部分を臨書しています。漢字の部分も見たかったですねぇ。料紙は染め紙に書かれています。原本は版画のある唐紙と染め紙に書かれていますから、雰囲気が少し違います。



春汀さんは、何を考え、感じてこれを臨書されたのでしょうか。

何も考えず、ただひたすら、書写する歓びにどっぷり浸かって居られたのでしょうか。

それが和様の書の魅力かも知れませんねぇ。

上代様の、やさしく、やわらかく、穏やかで、凛とした、上品な姿が、日本人の心のふるさとなのかもしれませんねぇ。

2020-03-11 09:51:49

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