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「ミゼレーレ番外1」(素) 作品243

  • harunokasoilibrary
  • 7月26日
  • 読了時間: 1分

更新日:10月20日

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春野かそい書「ミゼレーレ番外1 ・だけど私はサーカスのピエロだから・・・」(素・natural face)

2018年12 月制作 約23.5 ×23.5 ㎝ 唐紙・墨・軸装

「素」と書かれている。


人は化粧をして

仮面をつけて

素顔を隠さなければ

生きていけないもの


悲しそうな道化師

哀れな道化師、と

騙されてはいけない!

(個展「ミゼレーレ」展図録より)


「その時私は、はっきり悟ったのです。〈道化師〉Pitre(仏語ピトュレ)とはこの私、私たちのこと・・・ほぼ私たちすべてのことだということを・・・この豪華なスパンコールをちりばめた衣装、それを私たちに着せるのは人生です。

私たちはみな程度の差こそあれ道化師で、みな〈スパンコールをちりばめた衣装〉をまとっています。・・・」(ルオーからシュレ宛の手紙より、後藤新治訳)


ピエロは、クラウンの一種で、語源はイタリア語の「ペドロリーノ」、これがフランス語の「ピエール」に改められ、「ピエロ」と呼ばれるようになったという。一般に涙型のメイクをする。涙型は悲しみをあらわしている。ピエロは馬鹿にされながら、観客を笑わせる。

2019-01-17 11:33:33

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