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「ミゼレーレ16」(闇) 作品236

  • harunokasoilibrary
  • 8月17日
  • 読了時間: 1分

更新日:10月20日

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春野かそい書「ミゼレーレ16・悪意と罠の闇の底で独り磨くのだ!」(闇・the dark)

2018年12月制作 約23.5×23.5㎝ 唐紙・墨

「闇」と書かれている。


光あるところ影あり。影あるところ光あり。闇が深ければ深いほど微かな光でも救いの光である。闇が深ければ深いほど一条の光が輝いて見える。生命の姿の何も見えない、不毛の死の沙漠に現れた星の王子さまが輝いて見えたように、ひとりぼっちで、本当に孤独な人にとって、少しの親切が命の水のように感じられたり、影と光、死と生、孤独と友情は、どちらもなくてはならないものなのだ。

闇が深い人よ!嘆くなかれ!孤独の中で己を磨き、光りを求めよ!友情を求めよ!しっかり生きよ!

闇に包まれた人、ひとりぼっちな人、死に直面した人は幸いなり!

光のない闇はない!愛のない孤独はない!生のない死はない!

闇を恐れ、孤独を恐れ、死を恐れ、それらを直視しない人こそ不幸である。なぜなら、その人は、光りも、愛も、生をも本当には感じることができない死する人だからだ!

2019-01-09 10:18:41

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