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モノローグ4

  • harunokasoilibrary
  • 6月7日
  • 読了時間: 1分

伝説の秘密の宝物をさがそうとした星の王子さまのように ぼくは愛をさがしている そしてそれにかたちを与えよう と わくわくしているのだ。


「家でも、星でも、沙漠でも、ほんとうにきれいなところは、目では見えないんだ。」・・・・・・

王子さまが眠ってしまったので、ぼくは王子さまを抱きかかえ、ふたたび砂漠を歩きはじめた。ぼくの胸はふるえていた。いまにもこわれそうな宝物を、両腕にかかえている気がした。この地球の上に、これほどたいせつなものが、ほかにあるだろうか。(『星の王子さま』24 三田誠広訳 講談社 蒼い鳥文庫より)

2021-01-13 09:33:19

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