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モノローグ2

  • harunokasoilibrary
  • 6月7日
  • 読了時間: 2分

ぼくは 最近 自分の天職(しめい)について ふっと考えることがある


「パステルナークは自分の人生の『登場人物リスト』をはっきりと述べている。「神、女性、自然、天職、死・・・・・・これがほんとうに近しい関係者、友人、話相手です。意味をもっているものすべては、これに尽きます・・・・・・」(オリガ・イヴィンスカヤ著『パステルナーク 詩人の愛 』157ページ 新潮社版)


「自分たち・・・・・・この世界でのお客、一つの駅から駅への旅人にすぎないことを承知しているわけです。われわれは自分が地球上に生きているこの短かい時間のあいだに、存在に対する自分の関係、宇宙における自分の座を、自分に分からせる必要があるのです。そうでなければ、まったく人生なんて意味がないじゃありませんか・・・・・・それはわれわれの内的生の復活、教会的ドグマではなく、使命感としての宗教の復活を意味しています。」(オリガ・イヴィンスカや著『パステルナーク 詩人の愛 』155ページ A・ニルソンとのインタビューで 新潮社版)


当時のソ連共産党政権が宗教を悪魔扱いし、どれだけ多くの宗教者や信者を残忍な方法で殺害し、弾圧したか。

今のロシアも内部では同じような弾圧と虚偽がまかり通っているのかもしれない。

パステルナークとオリガ・イヴィンスカヤは協力し、精神の自由を抑圧する権力の悪と闘ったのだ。


ぼくは オリガ(ラーラのモデル)のパステルナークへの愛によって救われたのかも知れない。

ぼくの使命は神からの遺言を成就させることなんだ。それは愛を造形することだ。

パステルナークはロマン(ドクトル・ジバゴ)と詩で、

ぼくは まだ誰も成しえていない愛の書を造形することだ。

おそらく、ぼくにならできるだろうと感じもする。

自惚れだ!過信だ!馬鹿だ!と嗤うがよい。

ぼくは自分の天才を信じている。

2021-01-10 15:37:43

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