「小さな貧しい花」(花) 作品214
- harunokasoilibrary
- 10月20日
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Haruno Kasoi 書 「 小さな貧しい花」(花)
2000年制作 24×15.5㎝ 紙・墨・軸
荒野で誰にも知られず一人踊る
かわいい小さな花
咲く喜びに荒野中を踊りまわる
誰にも知られずけなげに咲く
貧しいかわいい花
星と月と太陽がその光でやさしくつつむ
(2000年開催の個展「沈黙との対話」図録から)
村山さんの軸がシンプルできれいで、
作品にぴったり合っていたなあ。
花は誰かに見てもらおうと咲くのではないから美しいのだ。
芸術家は見てもらおうと咲くから醜いのだ。
人間である以上、仕方がないのかも知れないが、
ルオーは人間の幸せと救を求めて描きつづけた。
この行為は野の花と同じではないが、
尊いことではある、と私は感じている。
クレーは知的で大変面白いが、
卑しい根性も見え隠れする。
だから卑しい詩人なんかがいかれるのだろうか。
2018-12-13 09:02:34



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