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「ははこぐさ・84」(みずひき)

  • harunokasoilibrary
  • 2025年11月16日
  • 読了時間: 1分

Haruno Kasoi 書 Haruno Junko 画「ははこぐさ・84」ミズヒキ

 2011年4月書 絵は2003~4年

「命」と書かれている。


私がこの母の絵に、言葉と文字を書き入れた時、世間では3、11大震災の大騒ぎの渦中であった、と思うのだが、私の心は、申し訳ないが、しずかに、母の絵と対話していた。9,11の時もそうだったが、その事件に、すぐ飛びついて、やたら昂奮して、まるで、不幸を喜んでいるかのように作品化している人々を見ていると、人間の理性も感情も信じられなくなったことを思い出す。芸術家などと、世間から認められている人種ほど疑わしく魅力のない人種はいないのではないかとさえ感じてしまう。これらの災害や事件の歴史的な意味が、このごろ、やっと、少しだけ、見えてきたようにも思える。

この母の絵を見つめていると、生命の神々しさを感じずにはいられなかった。母は、おそらく、無心に、そのことを感じていたのに違いない、と私は確信する。

2018-05-19 10:35:32

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