2005年七夕書道大会の感想
- harunokasoilibrary
- 4月6日
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更新日:6月1日
今年も短冊や団扇がたくさん出品されました。それらの作品を見ていますと、書かれた方の姿が彷彿としてきます。誰かの作品を写された方の作品はもうひとつ面白くありませんでしたが、それでもそれなりにその人の姿が見えました。書というものは面白いものですね。
書はほとんどの人にとって、おそらく、現実からの逃避でしょう。そして書を学ぶという事は、あなたの今の字を、より良く変えることだ、と考えていられる事でしょう。変える必要はない、と私は思います。あるがままのあなたの字を、よく観察して理解することのほうが大事だ、と私は思います。深く理解したとき自然に字は変わるでしょう。字に化粧してもかまいませんが、それはそれだけのものに過ぎません。
(2005年8月・会員つうしん第79号掲載)


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