top of page

ラインズシリーズ
2020年

搬入の日、美術館の職員と口論になり、無理を通そうとした私は、加納さんの理性的な妥協案を採用して、私の作品「障害者権利条約」の展示場所を変更することになり、最初予定していた展示のための壁が30m以上あいてしまったので、どうしようかと困っていましたが、10月末に予定している私の個展の「ラインズ」(仮題)の試作をしてみようと思い立ち、一日休ませてもらって、一気に27点を書いてしまいました。ラインズ3~27は、愛を騙(かた)る悪魔たちの姿が描かれています。それぞれ作品の最下部に書かれているタイトルと比べてみましょう。加納さんの素晴らしいアイデアのおかげで、事無きを得て、書展も成功し、新しい作品も生まれ、もつべきは賢い友である、とつくづく思いました。

© 2025 Harunokasoi

無断の複製転載を禁じます

bottom of page