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ははこぐさシリーズ
2002-2014年
第8回野のはな書展から、「ははこぐさ」（母の絵に文字を副えた作品）シリーズを出品してきました。合計109点になります。 ずっと以前から母の草花の絵を観ておりましたが、この機会に母と子のつながりについて思索し、明確な形にしてみたいと思いました。わたしは、やや切羽詰った感じで絵に字を副えることを思い立ったのですが、それは絶対的な死というものがすぐ近くで、私たちを待っているような気がしたからです。死を前に、わたしは確かな人間のつながりを確めたかったのです。 母の絵を凝視つめて、わたしは、小さきものに対するその慈しみに溢れた眼差し に強く心を動かされました。その眼差しを汚さないように、一枚一枚の絵からわたしが受け取った母の限りない慈愛に敬愛の心を込めて祈るように文字を書き副えました。
他人には関係のない事だが、私には、このシリーズを思いついて10年以上もかきつづけてきたことが、母と共に生きた、かけがえのない証でもある。
この絵や字を嫌いという奴がいたが
他人がどう思おうと、私にはどうでもいいことである。
このシリーズの作品を購入した多くの方々には申し訳ないが、
他人など、この制作には介在する余地はまったくゼロである。
私は気まぐれに発表したに過ぎない。
母よ、あなたを利用した私を許してください。
ははこぐさ１～３
ははこぐさ４・７・８・９
ははこぐさ５・６・１０
ははこぐさ11（菜の花）
ははこぐさ12（つくし）
ははこぐさ13（すみれ）
ははこぐさ14（わすれなぐさ）
ははこぐさ15（なずな）
ははこぐさ16（どくだみ）
ははこぐさ17（露草）
ははこぐさ18 （かわらなでしこ）
ははこぐさ19（えのころぐさ）
ははこぐさ20 （彼岸花）
ははこぐさ21 （蕗の薹）
ははこぐさ22（ぜんまい）
ははこぐさ23（さくら草）
ははこぐさ24（すみれ）
ははこぐさ25 （おだまき）
ははこぐさ26（こまちりんどう）
ははこぐさ27 （マーガレット）
ははこぐさ28（秋海棠）
ははこぐさ29（撫子）
ははこぐさ30（柚）
ははこぐさ31（烏瓜）
ははこぐさ32（藪柑子）
ははこぐさ33（沈丁花）
ははこぐさ34（土筆）
ははこぐさ35（寒緋桜）
ははこぐさ36（なずな）
ははこぐさ37（すみれ草）
ははこぐさ38（れんげ草）
ははこぐさ39（風知草）
ははこぐさ40（タデ）
ははこぐさ41（野菊）
ははこぐさ42（桔梗）
ははこぐさ43（秋桜）
ははこぐさ44（秋桜）
ははこぐさ45（石蕗）
ははこぐさ46 （数珠玉）
ははこぐさ47（ドクダミ）
ははこぐさ48（薔薇）
ははこぐさ49（ひまわり）
ははこぐさ50（彼岸花）
ははこぐさ51（タデ）
ははこぐさ52（吾亦紅）
ははこぐさ53（シクラメン）
ははこぐさ54（ふきのとう）
ははこぐさ55 （水仙）
ははこぐさ56 （菜の花）
ははこぐさ57（大根の花）
ははこぐさ58（マーガレット）
ははこぐさ59（花水木）
ははこぐさ60（ふきのとう）
ははこぐさ61（すみれ）
ははこぐさ62（土筆）
ははこぐさ63（野菊）
ははこぐさ64（スイバ）
ははこぐさ65（紫陽花）
ははこぐさ66（秋海棠）
ははこぐさ67（野菊）
ははこぐさ68（桔梗）
ははこぐさ69（秋桜）
ははこぐさ70（スノードロップ）
ははこぐさ71（露草）
ははこぐさ72（菜の花）
ははこぐさ73（彼岸花）
ははこぐさ74（吾亦紅）
ははこぐさ75（溝蕎麦）
ははこぐさ76（野菊）
ははこぐさ77（紫花菜）
ははこぐさ78（秋海棠）
ははこぐさ79（ほととぎす）
ははこぐさ80（オダマキ）
ははこぐさ81（母子草）
ははこぐさ82（ドクダミ）
ははこぐさ83（タデ）
ははこぐさ84（ミズヒキ）
ははこぐさ85（溝蕎麦）
ははこぐさ86（野菊）
ははこぐさ87（ほととぎす）
ははこぐさ88（菊）
ははこぐさ89（きつねのあざみ）
ははこぐさ90（朝顔）
ははこぐさ91（胡蝶蘭）
ははこぐさ92（アネモネ）
ははこぐさ93（彼岸花）
ははこぐさ94（野菊）
ははこぐさ95（鶏頭）
ははこぐさ96（ハルジョン）
ははこぐさ97（八重やまぶき）
ははこぐさ98（ざくろ）
ははこぐさ99（なでしこ）
ははこぐさ100（彼岸花）
ははこぐさ101（すみれ）
ははこぐさ102（たんぽぽ）
ははこぐさ103（レースラベンダー）
ははこぐさ104（やまぶき）
ははこぐさ105（すみれ）
ははこぐさ106（ほととぎす）
ははこぐさ107（たんぽぽ）
ははこぐさ108（撫子）
ははこぐさ109（蓮）
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